Web標準の日々 D4 Web標準の日に考えるIA

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Web標準の日に考えるIA
坂本 貴史さん
大企業のウェブサイト構築 (情報アーキテクチャ)について、インフォメーション・アーキテクトの立場からさまざまなステップで関わってくる「コンテクスト」についての考え方やとらえ方を紹介する。また、そのコンテクストをウェブサイト構築の設計指針としてどのように落とすべきかをこれまでの経験から紹介する。

自分はデザインしたりコーディングしたりが仕事だと思っていたのですが、よくよく考えると最近情報アーキテクチュア的なことを知らず知らずのうちにやっているのかな?と思い始めたわけです。そのわりにはちゃんと勉強したことなかったな...と思い、Web標準の日々では「IA」中心にセッションを選びました。

「IAとはスキルである」
冒頭のこの言葉で相当勇気付けられたというかなんというか。「IAってどんな職種なんだろう?」「自分が転職してIAになったら...」という発想があったんです。でも、ディレクターがIAをやる。私のようなデザイナーがIAをやる。そういうのも全然アリなんだなと思えて、安心しました。

「情報アーキテクチャはプロセスとして必須である」とし、サイト構築の過程でIAは必須の要素であるとしています。さらにサイト構築の過程の中でも、レイアウトのパターンをより上流で決めるようになってきており、そして企業サイトではページ属性のパターンやレイアウトのパターンがほぼほぼ決まってきているという状況にあります。その汎用的なパターンをPLP (Page-based Layout Pattern)として紹介してくださりました。

ホーム
サイトに唯一1つあるページ
グローバル
大分類のインデックス情報(目次)を掲載するページ
インデックス
目次情報を掲載するページ
デフォルト
インデックス情報とベーシック情報とが共存するページ
ニュース
ニュースなどの情報をインデックスとして掲載するページ
ポータル
いくつもの情報をまとめて掲載するページ
プロモ
特定の目的を達成するためのページ
ベーシック
数多く必要になる標準的なページ(下位階層で用いられるようなテンプレートのようなもの)
記事
ベーシックを拡張して読み物として情報を掲載するページ
リーフ
もどるしかないぶら下がりページ
ユーザー
特定のユーザーだけの情報を掲載するページ
ユーティリティ
いつでも利用できる機能的な情報を掲載するページ
ポップアップ
別ウィンドウで補足情報を掲載するページ
フォーム
フォーム関連の情報を掲載するページ
認証
サーバーエラーなどの情報を掲載するページ

15個の汎用的なページ属性パターン(PLP)を利用することで属性パターンの共通し、レイアウトをテンプレート化することが出来ます。そして業務コミュニケーションのなかでの共通言語として扱うことが出来ます。
そしてこれらのPLPにプラスするようなカタチで、F-Shaped Patternなどを参考にエリアを決めたり、ワイヤーフレームを描いたり、7つのナビゲーションをもとにナビゲーション決めていくことが、IAワークであるとのことでした。

自分自身PLPのようなパターンを用いて仕事をしていない分、ピンとこないところが多々あったのですが、7つのナビゲーションなど、自分の知らないひとつひとつの項目について、一度でも読んでみること・実践してみることが重要かなと思いました。

なお当日のプレゼン資料は、坂本貴史さんのブログのエントリー「Web標準の日に考えるIA」に掲載されています。

【関連エントリー】Web標準の日々で受講したセッションのレポート

プロフィール

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林 大輔
旅を売るWebデザイナー / ジャム男子
楽天トラベルでWebデザイナーとして働いています。ごくたまに個人でもWebサイト作ってます。趣味ではジャムをつくる自称・ジャム男子。
著書「FireworksレッスンブックCS6対応」「ガレリアCSS

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