モバイルは、マーケットとして成熟してきている一方、コンテンツの端末最適化にかかるコストは年々増加の一途をたどり、モバイルへの新規参入や、クオリティの維持、短期間での新規開発が困難になってきている状況です。
本セッションでは、これらの問題を解決する新サービスのご紹介と、アドビ初のモバイルコンテンツ開発コンポーネント 「Adobe Device Central CS3」 を使って、今までの開発状況から一新し、コンテンツ制作の効率化の実現をご紹介します。
また、モバゲータウンでおなじみの株式会社ディー・エヌ・エー様をゲストにお迎えし、Flash Lite を活用したコンテンツがどのような広がりを見せ、ビジネスメリットがあるかをご紹介いただきます。
- スピーカー
- 南治輝さん(株式会社CELL 執行役員 技術開発事業部長/プロデューサー)
- 安西渉さん(株式会社CELL 執行役員・デバイスマーケティング部長)
- 畑村匡章さん(株式会社ディー・エヌ・エー ポータル・コマース事業部モバイルポータル部 部長)
普段の業務ではモバイルの作成は行っていないのですが、モバイルコンテンツに興味がないわけではなく、むしろ今後はいかにモバイルをからめてコンテンツを考えていくかが重要になるので、このセッションを受講しました。
Flash Liteのメリットとして
- サイトからの遷移がスムーズ
- 画面がキレイ
- 開発期間が長い
をあげていました。
ミニゲームをつくる際にはやはり容量との戦いがあるそうです。ファイルサイズとして100kbyteが主流だそうです。クライアントサイト・企画サイドからあがってくる要件に対して、何を削っていくか、対応端末はどうするかなどを決めるのですが、Flashでのシンボルをうまく活用する、複雑なパスを排除するなど、制作サイドでも出来ることをやっていくポイントもあげていました。
そして、モバイルコンテンツ関連のデザイン、プレビューおよびテストのツールとしてAdobeと株式会社CELLが共通開発した「Adobe Device Central CS3」を紹介していました。端末仕様・特徴のデータベースを3ヶ月に1回無償アップデートされ、端末ごとのプレビュー表示・負荷具合のシュミレーションが可能になっています。さらに、現在開発中の新しいverではWebアプリケーションとしてのリリースも考えており、端末のデータベースをリアルタイムアップデートできるようにしていきたいとしています。
最後にモバーゲータウンの株式会社ディー・エヌ・エー 畑村さんのプレゼンがありました。
モバゲータウンは2007年9月現在、会員数743万人、月間130億PV(1日あたり4.46億PV)、男女比6:4で10~20代ユーザが85%を占めるサイトです。
1週間に1本のペースでリリースされる無料ゲームで集客を行い、SNS機能で定着化を図り、新規会員をクチコミで紹介してもらい会員数を伸ばしていくというビジネスモデルを採っています。
Flashゲームのメリットとして、Javaベースの大容量ゲームよりも起動時間が圧倒的に短く、通勤・通学・待ち合わせなど「合間」の時間に楽しめ、3キャリア共通の技術であることからより多くのユーザにゲームを提供でき、キャリアの差がないことからユーザ同士の話題づくりにも貢献している点をあげていました。
時間の点からミニゲームに話題が絞られてしまっていた点は残念でしたが、Flash Liteのメリットを把握できたセッションとなりました。

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