ユーザーエクスペリエンスの設計およびコンサルティングを行うエクスペリエンスデザインチーム (XD) は、2003年に当時の Macromedia 社内で発足しました。以来数々の Macromedia/Adobe 製品のインターフェイスデザイン、そして企業顧客向けの RIA インターフェイスデザインのコンサルティングを行っています。Flex コンポーネントの構成やビジュアルデザイン、Adobe Acrobat 8 の新 UI、そして Adobe Media Player のインターフェイスデザインを行ったのも、このチームです。 このセッションでは米国 Adobe 本社から XD チームメンバーが初来日し、RIA 揺籃期からの積み重ねで得た経験をもとに導き出された、ユーザーエクスペリエンスデザインにおける戦略やベストプラクティスについて講演します。グラフィックデザイナー、インタラクティブデザイナー、UI デザイナー、情報アーキテクトにとっては必見のセッションです。
シカゴで開催された MAX 2007 で発表された、彼らのサイトでその仕事の一部に触れることができます。
- スピーカー
- アドビ システムズ社 エクスペリエンスデザインチーム (XD)
アドビが考えるエクスペリエンスデザインに興味があったため、同時通訳のセッションではありましたが受講することにしました。
XD Teamは世界中にメンバーがおり、およそ90名で構成されているそうです。コミュニケーションを重要としている(Communication is crucial)ため、以前はAdobeのサンノゼオフィスではデザイナーが個室に入って仕事をしていたが、Macromediaのオフィスを見習ってオープン型のレイアウトに改装したというエピソードも紹介されていました。

- 目的
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- Inspire・・・社内外にインスピレーションを与える
- Initiate・・・製品向けのビジョンをつくることができる
- Implement・・・それらのアートワークを提供する
- Our 5 rules for working・・・働く上での5つの基本ルール
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- Simplify the problem・・・問題をシンプルに考える。デザイナーとしてやらなくてはいけないこと、最終目標を理解する。
- Trust your instincts・・・自分達の直感を信じる。経験に反映された直感は正しく、リサーチにしばられないように、マズは直感を信じる。その後にリサーチ。
- Share everything・・・すべて共有しよう。1日に1回はpostingしよう。ピカソの言葉にあるように、いいデザイナーは盗むものである(Good artists borrow, great artists steal.)。
- Fail fast (to succeed sooner)・・・早い段階で失敗しよう。何かやってみて失敗したら、それにとらわれずゼロからやり直す。
- We are all peers before the object
- どのようにやっていくのか?
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- What's your point?・・・何が重要なのか?
- Contents is King・・・コンテンツが第一。
- Create an experience, not an interface・・・エクスペリエンスを構築する。UIではなく、ユーザーの行為が重要。
- Choreograph sequence and flow・・・シークエンスでモーションを考える。シーンとシーンの流れが重要。
これらのことを踏まえ、基本となるワイヤーフレームを構築する。レイアウトや色味で親子関係(主従関係)を築き、デザインに意味を持たせ、バリエーションを設けていく。シーンからシーンにうつるインタラクションを、ユーザが考えず理解できるようにする。アイコンを用いることでわざわざ説明しなくてもいいインターフェイスをつくる。そして、これらをコンポーネント化することで、例えばプルダウンのデザインに1時間かけるのではなく、コンポーネントから持ってきて作業を効率化していく。
このようなエクスペリエンスモデルがあると、早く構築でき、製品間でのUIのブレが解消され、色やロゴだけではない「Usre Enperience」というブランドも提供できるとのことでした。
最後に指示する人からデザイナーなど実装する人に動きを伝えるには?という質問に対し、1にプロトタイプ、2にプロトタイプ、3にプロトタイプ!ということで、プロトタイプを用いて伝えている。XDチームは使い慣れているのでFlashを使って伝達していると回答されていました。
同時通訳のセッションだったので、細かいニュアンスまで聞き取ることは出来ませんでしたが、UI設計に携わっている立場なので、もっともっとXDチームのサイトを研究して行きたいと思いました。

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