「白」原研哉展

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「白」原研哉展

ギンザ・グラフィック・ギャラリーで2008年10月31日(金)まで開催中の、「白」原研哉展に行ってきました。

今回の展覧会は、余分なものをなくすこと、そして、ものの本質を知ろうとすることへの静かな洞察を示すものです。本質のみに還元されることよって生み出された数々の作品を、「白」というひとつの美意識あるいはコンセプトを通して振り返ることで、デザイナーの思想の核心に触れる展覧会です。

展覧会では、原研哉さんの作品はそれほど多く展示されていませんが、「白」に対する様々な考察が散りばめられています。

  • 光の色を全て混ぜあわせると白になり、絵の具やインクの色を全て引いていくと白になる。白はあらゆる色の総合であると同時に無色である。
  • 紙の白は、木くずが水たまりに落ち、それをすくって干すと白い紙が出来上がる。単なる印刷媒体ではない日本の美意識の一端がある。

たしかに、自然のもので「白」って少ないですよね。思いつくのは、花か実か。日常であたりまえのように使っている紙が、なぜ白いのかなんて考えたこともありませんでした。

たくさんのプロダクツを見て感受性を高めていく展覧会ではありませんが、ひとつのモノ・コトに対し、奥の奥まで深く考えていき本質を捉える姿勢は、本当に勉強になりました。

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