2009年1月22日の日経ビジネスオンラインに、旅館サイトの予約ステップ改善に関する記事が掲載されていました(閲覧には無料会員登録が必要です)。
星野リゾートは従来の予約フォームの利用状況を分析したところ、「宿泊プランを一覧できない」「写真の使い方などに問題があって部屋の特徴が伝わりにくい」「空室状況・料金を調べるのに何回ものクリック操作が必要」といった問題点が浮かび上がった。利用者が面倒に感じたり、料金が一目で分からなかったりすることが離脱に直結していた。
サイト改良後、「いづみ荘」のサイト経由の予約数が8割程度増え、離脱率も約45%から30%弱にまで下がったそうです。
今回は軽井沢にある星野リゾートの旅館「星のや」の宿泊予約ページをもとに、気づいた点を挙げていきたいと思います。

- 条件入力
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- 「希望日を指定して検索」「期間を指定して料金・空室を確認」の2つから選べる
- 「希望日を指定して検索」はチェックイン日と泊数を選択する。
- 「期間を指定して料金・空室を確認」は期間(例えば2月から3ヶ月間)と泊数を設定
- 右の「予約ページの使い方」という簡単なヘルプ要素も安心感を与える

- 料金空室カレンダー
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- 期間を指定した場合のみ、カレンダーページに遷移
- タブで月ごとにカレンダーが分かれている
- 日付や料金をクリックすると「検索結果」に遷移

- 検索結果
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- 一覧に表示される写真は、宿泊する部屋の内観写真に統一されている
- 「候補に入れる」をクリックすると、画面右側にプランがクリップされていく
- 「料金明細」は、マウスオーバーだけで明細が表示される
- 「部屋の詳細情報を確認」をクリックすると、大きい内観写真と間取り図・特徴などがlightbox風に表示される
- 「前後の日程の空室状況」をクリックすると、その部屋の料金空室カレンダーに遷移する
- 「予約をする」をクリックしてもページは遷移せず、右上のご検討中のところに放り込まれる
- 予約ステップ全体を通じて
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- 右上の「ご宿泊予約の流れ」で予約完了までのステップ数がわかるのはありがたい
- 色数はほとんど使っていないが、文字サイズの強弱・背景色の使い方でしっかりプライオリティ付けがされている
日程や部屋を変えても、かんたんに比較検討できるように、うまく設計されたUIになっています。
例えば、お目当ての部屋が満室だったとしても「日程を変えればあいているかな?」とか、ちょっと高かったら「とりあえず候補に入れておいて、他に日程も見てみよう」とか。
「条件入力」「料金空室カレンダー」「検索結果」の3ページだけで、完結しちゃいますもんね。ドロップ率が15ポイントも抑えられたという効果にも納得です。


8割増って、すごい話だね。
UIがどれだけ大事か思い知らされるね。
ステップは少ないほうが楽だしね~。
一度仕組み作っちゃうと、新しい仕組みづくりは面倒だけど、技術の進化にあわせて変化してかないといけないなっと思いました。
>ミサさん
おひさしぶりです。
8割増ってのも凄いけど、ドロップ率の15ポイント軽減ってのも相当凄いよね。
技術の進化にスムーズに対応できる仕組みでいないと、置いていかれるだけなんですよねぇ。