【レポート】第10回 月刊インタラ塾「ブランドのために汗を流せ」

ブランドのために汗を流せ

第10回 月刊インタラ塾」最後のセッションは、関橋英作さんの「ブランドのために汗を流せ」という内容でした。関橋さん、かなりパワフルな方ですねw

  • 広告をマーケティング、ブランディングという観点からも理解するべき
  • 広告は何の目的のためにやっているのか?→ブランドを育てるため(強化、構築、再生)
  • 知名度だけではモノは売れない。知っているだけではモノは売れない。広告を流しているだけではモノは売れない。
  • ブランドって何?→消費者の心の中にあるもの。競合に対する心理的な差別化要因
  • "好き"という感情をつくること→どうしたら好きになってもらえるかを考える
  • 「機能的な価値」をクライアントがつくり、「情緒的な価値」をコミュニケーションデザインがやる
  • 情緒的な価値で人を動かすことができるのではないか

後半は、関橋さんが実際に手がけられた「KitKat」の事例のお話でした。関橋さんのブログの中でも「キットカットのお話」としてまとめられています。

  • 好きでも嫌いでもない、誰でも知っている無関心なブランドであった
  • マス広告をうっているだけでは解決できない→新たなブランドをつくる必要がある
  • 高校生も「受験」や「恋愛」などでストレルを感じている→物理的なブレイクから心理的なブレイクへ
  • ホテルに泊まっている受験生に「がんばって」のひと言とともにKitKatを配った→はじめは2施設しか賛同してくれなかったが、受験生に評判であったため、どんどん広がっていった
  • 受験会場近くの商店街の人たちが、おしることともにKitKatを配る/駅から会場までの無料タクシーを走らせる
  • マス的なアプローチではないためすべてが手間がかかったが、いろんなことをやってブランドを再生していった
  • 2008年センター試験のある会場では、受験生の1/4がKitKatを持っていたという調査結果も
  • 誰かを応援するツール、メディアに育っていった→そうなるとブランドは勝手に走っていってくれる
  • KitKatの新しい情緒的価値がブランドと消費者のインタラクティブな関係を起こした

ひとつ前の高広さんのセッションと共通している点が多々ありました。 「メディアありきの発想ではダメ」「(認知が広がっているので)マス広告をうっているだけでは解決できない」などなど。
2つのセッションを通じて「そのフェーズにおいて最適な手法をとる」という発想が、完全に刻まれた気がします。

プロフィール

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林 大輔
旅を売るWebデザイナー / ジャム男子
楽天トラベルでWebデザイナーとして働いています。ごくたまに個人でもWebサイト作ってます。趣味ではジャムをつくる自称・ジャム男子。
著書「FireworksレッスンブックCS6対応」「ガレリアCSS

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