【書評】もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

王様のブランチでも紹介されたビジネス書「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を読みました。

高校野球の女子マネージャーのみなみちゃんは、マネージャーの仕事のために、ドラッカーの『マネジメント』を間違って買ってしまいます。
はじめは難しくて後悔するのですが、しだいに野球部のマネジメントにも生かせることに気付きます。
これまでのドラッカー読者だけでなく、高校生や大学生、そして若手ビジネスパーソンなど多くの人に読んでほしい一冊。

印象的なフレーズを5つほど抜粋させていただきます。

  • 真のマーケティングは顧客からスタートする。・・・「われわれは何を売りたいか」ではなく、「顧客は何を買いたいか」を問う。「われわれの製品やサービスにできることはこれである」ではなく、「顧客が価値ありとし、必要とし、求めている満足がこれである」と言う。
  • 働きがいを与えるには、仕事そのものに責任を持たせなければならない。そのためには1.生産的な仕事、2.フィードバック情報、3.継続学習が不可欠である。
  • 人のマネジメントとは、人の強みを発揮させることである。・・・組織の目的は、人の強みを生産に結びつけ、人の弱みを中和することにある。
  • 自己目標管理の最大の利点は、自らの仕事ぶりをマネジメントできるようになることにある。自己管理は強い動機づけもたらす。適当にこなすのではなく、最善を尽くす願望をおこさせる。
  • 働きがいを与えるには、仕事そのものに責任を持たせなければならない。

今回抜粋したところは、高校野球の女子マネージャー・みなみが間違って買ってしまった「マネジメント/P・F. ドラッカー」に記載されている部分です。
基本的なストーリーは、ちょっとやる気のない野球部にドラッガーの「マネジメント」を取り入れてみて、いろいろ改善していった・・・というものなので、とても読みやすいです。野球を知っている人には「ん?」と思う部分もあるのですが、もしかするとその「ん?」も自分の中で勝手に根付いてしまった既存の常識なのかもしれません。

30年以上も読まれているマネジメントの教科書をわかりやすく、さらに高校野球の「マネージャー」とかけているという部分もおもしろい一冊です。

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