【書評】本音の飲食店

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名古屋、東京を中心にレストランなどを運営している株式会社ゼットン。その代表取締役社長・稲本健一さんによる著書「本音の飲食店」を読みました。

飲食店はもう二度とやらない。ゼットン社長による本音の飲食店論。飲食ビジネスに携わるすべての人に必携の一冊。

読んでいて心に残ったフレーズの中から、5つほど抜粋して掲載させていただきます。

  • 「いくら儲かるのか」ではなく「この国が好きだから」「この風景の中にいたいから」といった純粋で強い思い、ビジネスの現場でも「思い」を中心に動かしていかなければならない時代になりました。
  • 根本となる「思い」は変えてはいけない。軸がぶれさえしなければ方法や戦術が猫の目のように変わっていくのは仕方ないし、むしろ変わるべきです。
  • どうすれば物事をポジティブに捉えられるようになるのか。その方法は何かと聞かれれば「そう思ってみること」と答えるしかない。そう思えるように、なんとか自分をもっていこうと努力することが肝要なんです。
  • 目標に固執しすぎると、目的を見失うことにもなりかねません。「来期の目標は何億円だから、そのためには何店舗出店しなければならない」と言ったとき、そこにはお客さまはいません。スタッフの想いもない。
  • 決断をするときには常に「最悪の場合」を考えます。いいことばかり考えて決断をしても、絶対に失敗すると思う。「もしも悪かったときはどうなるんだ」と散々考えたうえで、それでも自分が思うポジティブなイメージの方が強かった時に、やっと初めて決断ができるのだと思います。

「目標に固執しすぎると、目的を見失う」というフレーズがとても印象的でした。目標も大切だと思うのですが、それだけに目が向きすぎていると悲しいですよね。

1つのテーマに対し、2〜4ページの構成になっているのですが、テーマが結構変わっていくので少しだけ読みにくさも感じました。

でも、稲本さんの飲食店、飲食店経営に対する考えがすごくわかる一冊になっています。

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