【書評】カフェをはじめたくなる本、カフェをやめたくなる本

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カフェをはじめたくなる本、カフェをやめたくなる本」を読みました。

1998年7月、東京・青山にオープン、2001年9月に惜しくもクローズしたカフェ「デザートカンパニー」。誰もが探している「居場所」づくりにゼロから挑み、疾走した、デザートカンパニーのありのままの3年間の記録。

"どういうきっかけでカフェをはじめたのか"からはじまり、オープンするまでの話、オープンしてからもお客様が来なかった話、雑誌に取りあげられた話、人気店になるにつれメンバーとのあいだに生まれるズレ・・・など、オーナーである塚本さんの実体験や当時の想いが書かれています。

お店が成長するにつれ、なんとなく友達感覚の名残があった運営から、まさに経営に変わっていく様子。とくにメンバーとのズレが生まれていってしまうこと、わかっているけど経営の方向に向かわざるを得ない状況などは、タイトルにもある「カフェをやめたくなる」要素なのかもしれません。

私は、カフェの成長や変化を通じて、ビジネスのああゆる場面を経験できるのではないか・・・という想いがあるので、この本を読んでますます「カフェをはじめたくなる」方向に向いていきました。

1時間もあれば読めてしまう本ですが、カフェを運営するにあたって起こりうる様々なシーンが凝縮された、中身の濃い一冊だと思いました。

塚本さんは2010年6月、渋谷・桜丘に「daylight kitchen」というナチュラルフード&スイーツカフェをオープンさせたようです。

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