【書評】ラー油とハイボール

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子安大輔さんの著書「ラー油とハイボール ー時代の空気は「食」でつかむ」を読みました。
前著「『お通し』はなぜ必ず出るのか」に続き、飲食を軸としたビジネス書になります。

「食」に関する様々な現象を読み解くと、人々の心理的変化が見えてくる。ハイボールはなぜ大ヒットしたのか。「食べるラー油」を生み出した、「ずらし」の発想とは何か。飲み放題で店が儲かる仕組みとは―飲食業界のコンサルタントとして活躍する著者によるクリアーな分析から次々浮かび上がるのは、あらゆるビジネスに通じるロジックと発想法である。おいしくておもしろい、舌と脳に爽快な刺激を与える一冊。

とくに心に残った部分を3ヶ所抜粋して掲載させていただきます。

  • 送り手として自分の商品やサービスに対してどんな「ストーリー」を紡ぎ出すのか。どんな領域であっても、これからの時代に真剣に考えるに値するテーマだといえるでしょう
  • 自分とは違う多種多様な見方や感じ方があることを、まずはきちんと知ること、そしてその上で「自分はこれで行く」と決める
  • あらゆる領域において、効率化という名の省略化が進みすぎているようにも感じます。時間と手間を必要以上に省くことで何か大切なものも同時に除いていたり損なっていたりする可能性にも、時には想いを馳せてみるべき

前著では「飲食店」を軸として飲食店のカラクリであるとか構造を伝えていたのに対し、今回は「食」を軸として世の中の流れであったり今という時代をひも解いています。

テーマが身近な「食」であるのでわかりやすく、「あっ、たしかにそうだよね!」という気付きが多い一冊です。

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