
2012年2月12日に東京ミッドタウン・デザインハブで開催された『地域を変えるデザイン ~コミュニティが元気になる30のアイデア』出版記念セミナーに参加してきました。
書籍『地域を変えるデザイン』は、コミュニティデザインやソーシャルデザインに興味を持つ層に待望の「デザイン」実例集として熱く支持され、深度のある波及効果をもたらしています。
当日は監修者である筧裕介さんがナビゲート役を務め、課題に対し具体的に取り組んでいる【地域を変えるキーデザイン30】の主宰者を講師に招き、書籍では描けなかった実感溢れる話をお聞きします。
当日は5人のスピーカーの方が、それぞれの地域を変えるデザインの事例を紹介してくださいました。その中から個人的に印象深かった2つの事例を紹介します。
- 島前高校魅力化(島根県海士町)/西上ありささん
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- 【課題】島の高校が廃校寸前だった。高校がなくなると、家族が移住してしまい、UIターンで戻っても来なくなってしまう
- 高校の魅力かを進める→こんな生徒に来てほしいを明確化し、高校をブランド化する→がんばりたい生徒、「志」「感動」を持った生徒
- メッセージ(キャッチコピー)をつくった「どきどき きらきら 島留学」
- [特別進学コース][地域創造コース]をつくり、島の生徒には大学に進学できることを、島外の生徒には島留学しませんか?をアピール→島向け、島外向けでパンフレットを変える
- 今までは全員が合格できた高校も、県内で一番高い倍率の高校になった
- 日本愛妻家協会(群馬県嬬恋市)/小菅隆太さん
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- 【課題】危機的な財政難に見舞われていた・・・これをなんとかしたい!
- ヤマトタケルノミコトが世界で始めて愛妻家宣言した地が嬬恋村であることから、日本愛妻家協会を勝手に(?)設立
- 「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ(キャベチュー)」「男の企画大作戦」などマスコミに取りあげられるようなキャッチな企画を継続的に行う→はじめはキョリを置いていた自治体や地元住民も、成果が現れるようになり協力してくれるようになる
- キャベチューだけではなく、静岡県藤枝市ではチャバチュー、さらに協賛企業もビーフシチューなどと広がりをみせていった
- 「公共は、好況から交響へ」
みなさんのお話をうかがっていて感じたことは、何事も継続していくことが重要なんだなと思いました。質疑応答で「ありがとう!と手応えをつかみはじめたのはいつからですか?」的な質問に対し、ほとんどの人が「3年」と答えていました。
小さな失敗を繰り返しながらも、継続していくことでこれだけ素晴らしい取り組みに変化していくんですね。

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