スクーリング・パッド農業学部 レポートその13・木村修さん

スクーリング・パッド農業ビジネスデザイン学部第6期、この日の講義は伊賀の里モクモク手づくりファームの木村修さん。三重県伊賀市に自然・農業・手づくりをテーマにしたファクトリーファームを運営しています。

セッション中に気になったポイントを箇条書きで記載します。

  • 元々は農協で豚のバイヤーをしていた。30年前、スーパーマーケットが台頭。直接買って安く仕入れ価格競争が始まる。
  • バブルが到来。メーカーや小売りはどんどん成長していくが、価格決定権のない農業者は疲弊していった。→「これからの時代は自分たちで売っていくしかない」と、25年前小さなハム工房をつくった。
  • 大手メーカーよりもおいしくて安全で無添加なハムに「絶対売れる!」という自信があった。しかし、思っていた1/3しか売れなかった。創業1ヶ月目から倒産の危機。「なぜこんなおいしいものが売れないのか?」
  • 工場見学会や体験教室を開始。工場に来てもらう、知ってもらうところからはじめ、売上がV字回復する。現在は44,000世帯の会員、売上50億円(ファーム、通販、レストランの3本柱)。
  • 【認知】→【理解】→【共感】→【応援】・・・理解を超えないと今の時代モノは売れない。応援フェーズに入ると裏切らない限り応援し続けてくれる。
  • 「モノ」を売る時代は過ぎた。今は「考え」「考え方」を売る時代。
  • 事業目的を明確にし、理念を共有している。ウインナー教室を通じて、考え方を知ってもらっている。
  • 食育イベント、体験イベント、冬の運動会・・・会員同士のコミュ二ティーをつくる。コミュニティーをつくると離れなくなる
  • 「自分たちのコトバで、自分たちが伝える」・・・伝えることが大事
  • 女性の視点が商品開発に役立っている。「自分の子供には変なものを食べさせたくない」という意識がある。

モクモク手づくりファームは、会員同士のコミュ二ティーで成り立っているんだなと思いました。理念や考え方を伝え、それに共感する会員たちにコミュ二ティーの場を提供していく。
多くのファンを作るだけではなく、そのファン同士を結びつけコミュ二ティーにしていく。これは他のビジネスを行っていく際も、大事な戦術であると思いました。

プロフィール

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林 大輔
旅を売るWebデザイナー / ジャム男子
楽天トラベルでWebデザイナーとして働いています。ごくたまに個人でもWebサイト作ってます。趣味ではジャムをつくる自称・ジャム男子。
著書「FireworksレッスンブックCS6対応」「ガレリアCSS

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