スクーリング・パッド農業学部 レポートその12・曽根原久司さん

スクーリング・パッド農業ビジネスデザイン学部第6期、この日の講義は NPO法人・えがおつなげての曽根原久司さん。耕作放棄地と都心の企業を結びつける活動などを行っていらっしゃいます。

セッション中に気になったポイントを箇条書きで記載します。

  • 大学卒業後、銀行のコンサル業を始めるが、バブル崩壊後、産業の空洞化・自給率の低下に対し、何かチカラになりたいと考える→1995年山梨に移住
  • 「日本の田舎は宝の山」・・・農村資源と都市のニーズを結べば10兆円産業が動き出す
  • 日本の森林率は世界で2位。日本の耕作放棄地面積は40万ha(東京都2コ分)→日本には農村資源がたくさんある
  • NPO法人えがおつなげて を立ち上げる際に決めたこと・・・「自分でやらない、Playerにならない」自分でやると広がらない、人にやってもらう仕組みを考える
  • 2003年、山梨県北杜市増富地域で、開墾や直営農場の運営を都会の若者にやってもらう農村ボランティアを開始。年間500人くらいの参加者がいたが、お金にならなかった。
  • 「農村に経済をつくる」・・・その後、都会の企業との連携による農村再生活動に着手。2008年〜三菱地所グループ(社員向け開墾ツアーや、三菱地所レジデンス住民向け農村の提供)、2012年〜博報堂(企業ファームと通じた人材育成プログラム)と協定。
  • 農村で求められているのは、単なる働き手ではなく起業家だ。
  • 「農村資源」と「都市ニーズ」をかけあわせれば、都市と農村をつなぐビジネスモデルとなる
  • まずは始める。起業するぞ!と思った日を起業記念日とし、スイッチを入れる。その後は、徹底的にリサーチをする。

都会の起業や住民が「農」を求めているニーズと、耕作放棄地をうまく結びつけ、ビジネスにしている事例だと思います。曽根原さんもいきなり大きな企業とタイアップできた訳ではなく、いろいろな施策を試していったそうです。
実績がない2005年。年間40〜50本のワークショップを実施。数打ちゃあたるの精神で挑み、和・洋菓子の株式会社清月の目に留まるようになります。2008年には限界集落ツアーを年間10本ほど企画。ここに参加したのが三菱地所だったそうです。さらに2011年には見本市に出展。「企業ファームをやりませんか?」をPRしていったそうです。

たくさん種をまき、あきらめないで進めていくことで、大きな花を咲かせることができるということを、学ばせていただきました。

では最後に。
開墾〜、モリモリっ\(^o^)/

プロフィール

林大輔 写真
林 大輔
旅を売るWebデザイナー / ジャム男子
楽天トラベルでWebデザイナーとして働いています。ごくたまに個人でもWebサイト作ってます。趣味ではジャムをつくる自称・ジャム男子。
著書「FireworksレッスンブックCS6対応」「ガレリアCSS

詳しいプロフィールを見る

最新のエントリー