【書評】ピクト図解

とあるカフェに入ったとき、隣の席の人が力説していた書籍「ビジネスモデルを見える化する ピクト図解」を読みました。

『ドラクエ9』がこれほどの大成功を収めた理由は何だろうか。商品が優れていたから? もともと人気があったから? もちろん、それもある。だがそれだけではない。実は、歴代のドラクエシリーズとは異なる「売れるしくみ」が、商品の裏で設計されていたからなのだ。
本書は、著者自身が考案した「ピクト図解」という新しいツールを用い、ビジネスモデルを"見える化"する方法を解説した画期的な1冊である。

書籍では「ピクト図解」という図法で、世の中の様々なビジネスモデルをシンプルに描き、ビジネスモデルを分析することを提唱しています。書籍の前半では、「ピクト図解」の描き型が丁寧に解説されています。

書籍の後半では、ピクト図解から見えてきたビジネスモデルをもとに、発想したアイデアを正しくジャッジしていく重要性を説いています。書籍中に印象に残った文章をピックアップしてみます。

  • 既存の枠にとらわれず新しいアイデアを発想する際は、とにかく否定的な思考を捨てることがポイント
  • アイデア発想に必要な"妄想"とは「現実味のないアイデア」という意味ではない・・・「ありそうでなかったもの」をつくること
  • すでにあるものに文句をつけるのはそう難しくないこと・・・批判的な視点にとらわれると、学ぶべきポイントを見逃すことになりかねない
  • 「商品が売れない」という場合、原因としては主に2つの可能性が考えられます。1つめは、商品に強みがない場合。・・・もう1つは商品に強みがあってもそれを売るしくみーつまり、ビジネスモデルに何らかの問題がある場合です。
  • ビジネスモデルの進化とは、煮魚B、煮魚C、煮魚D・・・をつくろうとするのではなく、いまある煮魚Aでより多くの利益をあげられるようになること
  • 100の駄作がつくれないやつに、1つの秀作はつくれない
  • 「見えないもの」から何かを発想しようとするのではなく、「見えるもの」から発想することの大切さ

事業計画を考えているときに参考になりそうな一冊です。ピクト図解についてもわかりやすく説明されています。あとは、これを実践する習慣を身につけることですね。

プロフィール

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林 大輔
旅を売るWebデザイナー / ジャム男子
楽天トラベルでWebデザイナーとして働いています。ごくたまに個人でもWebサイト作ってます。趣味ではジャムをつくる自称・ジャム男子。
著書「FireworksレッスンブックCS6対応」「ガレリアCSS

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