書評「フラットデザインの基本ルール」

Webデザイナー・佐藤好彦さんによる著書「フラットデザインの基本ルール」を読みました。

iOS 7やWindows 8の登場で注目されている「フラットデザイン」。
その誕生の背景と将来を、多数のデザイン事例の分析や先駆者インタビューから紐解く一冊。

Windows8やiOS7の登場で一気に広がりつつあるフラットデザイン。「フラットデザインの基本ルール」では、なぜフラットデザインなのか?どうしてこのタイミングなのか?をわかりやすく解説しています。

書籍中で印象的だったフレーズを5つ抜粋します。

  • スマートフォンの狭い画面のなかに、過剰に装飾された立体感のあるボタンが、しかもかなりの大きさで並んでしまうと、暑苦しいデザインになってしまう。
  • PCやスマートフォンの操作が、日常的に当たり前のこととして受け入れられてきたことによって「どこがクリックできるのか」を過剰に過剰にアピールする必要はなくなってきている
  • 本当に必要なのはナビゲーションなのか、コンテンツなのか
  • フラットデザインは、コンテンツに意識を集中させることを目的とするもの
  • (フラットデザインは)既存のものから引いていくというより、いったんゼロにしてから、本当に必要なものだけを選択して積み直す(中略)「建て替えのデザイン」と言った方がいい

また書籍中では、フラットデザインを採用しているWebサイトやアプリの事例を、フラットデザインのパターン別にキャプチャ付きで紹介しています。

Webデザインのまとめサイトを見ても、フラットデザインの事例が多くなってきました。フラットデザインがブームになっている感も否めないので、ブームは去っていくと思いますが、「コンテンツにより集中してもらう」という目的を担ったWebサイト(特にスマートデバイス)やアプリには、スタンダードのデザインパターンになっていくのかな?・・・と感じました。

プロフィール

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林 大輔
旅を売るWebデザイナー / ジャム男子
楽天トラベルでWebデザイナーとして働いています。ごくたまに個人でもWebサイト作ってます。趣味ではジャムをつくる自称・ジャム男子。
著書「FireworksレッスンブックCS6対応」「ガレリアCSS

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