【レポート】Service Design Night vol.2 〜 "ユーザーに愛されるサービスデザイン"と"組織作り&デザイナー育成" 〜

2016年7月8日、渋谷・イベント&コミュニティスペース dots.で開催された「Service Design Night vol.2 〜 "ユーザーに愛されるサービスデザイン"と"組織作り&デザイナー育成" 〜」に参加してきました。

適切にUXを提供することが求められる昨今では、デザイナーが果たす役割は、デザイン制作過程だけでなく意思決定プロセスやプロダクトチーム作り、仕様設計等も含め幅広い領域となります。
そこで、本イベントでは組織・チームとしてデザインを実践していくために何をすべきか、デザイナー育成をどのように取り組んでいるのか?など、登壇者と来場者でディスカッションを通して、プロダクト開発に関わる人々のデザインへの理解を深め実践へ活かしてもらうことを目的としています。

今回は上谷真之さんによるKey note セッションのレポートをします。nanapiのCCOとして上谷さんがデザイナーの組織を作っていった経験を聞かせていただきました。

デザイン以前の仕組みを作る
  • 元々デザイナーの活動が個々のパフォーマンスベースで属人的だった。デザインを「デザイナー」から「組織」のモノへ変えていく
  • 実施したこと
    • 意識的に社内外にアウトプットしていく。外から見られることが内につながる。定期的に勉強会・ワークショップも実施
    • 開発フロー全体を巻き込んでデザインを仕組み化
  • ソフトスキル(リーダーシップやファシリテーションなど)の重要性を伝え続け、業務の中で機会も与えていった
  • メンバーに対してやったこと
    • 「成長グラフ」・・・自分の成長過程をグラフに書いてもらう。俯瞰できている人ほどガクガクのグラフになる
    • 「個人ビジョンを育てる」・・・いつまでに何を(2年後、事業成果につなげる)を具体的に
    • 「1on1」・・・良きリーダーよりも、良き伴走者。ブレイクスルーが起きるまで、ひたすら話す
  • 変革の実行者には「柔軟性」と「瞬発力」と「やりきる覚悟」が必要

これは勝手な自分の解釈ですが、「実施したこと」のくだりはデザイナーのマネージャー個人として&チームとしてのステータスをいかに上げていくかの施策で、「メンバーに対してやったこと」のくだりはメンバーを事業会社のデザイナーとしていかに成長させるかの施策・・・であるように感じました。

デザイナーのマネージャーとして、「上司・経営層に対して存在感を示す」「メンバーの成長を考える」この両方への意識が、デザイナーチームを強いものにしていくのかもしれないと感じました。デザイン以前の話として・・・

プロフィール

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林 大輔
旅を売るWebデザイナー / ジャム男子
楽天トラベルでWebデザイナーとして働いています。ごくたまに個人でもWebサイト作ってます。趣味ではジャムをつくる自称・ジャム男子。
著書「FireworksレッスンブックCS6対応」「ガレリアCSS

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